REPORT 2026.09.02

PLAYTIME SUMMER CAMP 2026 取材レポート

2026年8月14日、横浜武道館にて中学生バスケットボールチームが集い複数の試合が行われた。参加したのは男女合わせて15チーム。当日は中学生たちの活気溢れる表情、声援、プレーを目にすることができた。それだけでなく、一般社団法人 食アスリート協会のインストラクターによる補食に関する講演、小児がん支援をレモネードスタンドという活動を通して行っている MICO LEMONADE の取り組みの模様をレポートする。

PLAYTIME SUMMER CAMP 2026 とは

2024年、2025年の夏、PLAYTIME CUPという小学生のバスケットボールチームを対象にした大会が行われた。この大会は「ひとりでも多くの選手、子どもたちをサポートしているコーチ、そして保護者、それぞれにスポットライトをあてる」といった理念を掲げて開催された。PLAYTIME SUMMER CAMP 2026 はその理念を継承し、バスケットボールに取り組む中学生の男女、保護者、コーチのために開催された。

横浜武道館という環境で行われる意義

PLAYTIME SUMMER CAMP 2026が行われた横浜武道館はB.LEAGUE所属のプロバスケットボールクラブ、横浜エクセレンスの本拠地。プロの試合が行われる環境で、当然空調も効いておりプレーするには最高の場所。そういった環境でプレーできたことは参加した選手たちにとって大変有意義な経験になったであろう。

プロのスポーツアナウンサー 豊嶋彬さんによるインタビュー

選手たちのインタビューを担当したのはプロのスポーツアナウンサー / DJ / MCの豊嶋彬さん。豊嶋さんは、男子プロバスケットボールB.LEAGUEや、女子バスケットボールW LEAGUEに所属するプロスポーツクラブでメインMCを務めてきた。インタビューボードの前で、プロのスポーツDJからインタビューを受けるということも貴重な体験。このような企画も珍しい。とあるチームのコーチが選手に対して「インタビューされることも、自分の言葉で話すことも学びになる。大事な場だから楽しんで!」と伝えていたシーンも目にした。すこし照れくさそうにしていた選手がその言葉を聞き真剣な表情になりインタビューボード前へ。試合結果について、チームの特色について、夏休みの過ごし方についてなど、緊張しながらも自分の言葉で話す選手たちの姿が印象的だった。

食アスリート協会インストラクターによる補食に関する講演



食アスリート協会とは、スポーツ食育のプロフェッショナルを輩出している団体。これまでに400人を超えるインストラクターが輩出され、50を超えるチーム、複数のトップアスリートの栄養や食事をサポートしている。PLAYTIME SUMMER CAMP 2026 にはSPORTISTが取材した3X3プロプレーヤーの片瀬俊哉選手が食アスリート協会のシニアインストラクター・認定講師として講演を行った。その講演には同じくインストラクターの堀口さんも参加され、補食に関するクリニックがおよそ1時間にわたって開催された。「コンビニで揃う補食に適した商品」という切り口で展開されただけではなく、そもそもの食事の重要性についての話もあり、選手やチーム関係者、そして保護者も真剣に耳を傾けていた。片瀬選手に個別で食事に関する話をしにきた選手もいたり、補食ということを考えさせられたという保護者やコーチの感想もあり、特に成長期段階のプレーヤーやその家族にとっては大切なトピックスでもあることがわかる。会場ではミライオニギリという商品のサンプル提供も行われた。酒田米菓株式会社が開発・販売している国産米、大豆、かつお節を主原料とし、たんぱく質がもっとも吸収されやすくなるアミノ酸スコア100のアスリートせんべいとのこと。このような商品の普及や、今後さらにスポーツにおける食の正しい知識が浸透してほしい。SPORTISTもその取り組みを応援していきたい。

MICO LEMONADE のレモネード

PLAYTIME SUMMER CAMP 2026 には、MICO LEMONADE(ミコレモネード)によるレモネード販売のブースが設置され、参加した選手や保護者、たくさんの人がレモネードを頼んでおりブース周辺は常に笑顔が溢れていた。ここでMICO LEMONADE について紹介するために、過去にインスタグラムに投稿された内容の一部を紹介する。

小児がんと闘い抜き、10才で空へと旅立った娘が生きた人生をこれからも色褪せさせず、彩り豊かに。今も小児がんと闘う子供たちの為に。支えてくれる多くの方々、医療関係者、団体の皆さんへの感謝を表す為に。

引用元:https://www.instagram.com/mico_lemonade/

筆者も話を伺ったが、小児がんで辛い思いをされている子供たち、そしてそのご家族に対して直接的にできることは少ないと感じてしまう。しかし、知ること、そして応援することはできる。それが励みになることを筆者は知っている。筆者にも幼い頃から入退院や手術を繰り返した難病を患う家族がおり、こういった活動により、すこしでも多くの人に知ってもらえると嬉しい限りである。MICO LEMONADEの活動もSPORTISTは応援し続けたい。

試合以外でも選手の皆さんに様々な体験をしてほしい

PLAYTIME SUMMER CAMP 2026を主催した担当者のおひとり、佐藤さんに話を聞いた。

「今回のPLAYTIME  SUMMER CAMPでは、バスケットボールの試合をするだけでなく、試合以外でも選手の皆さんに様々な体験をしてほしいと考えました。食アスリート協会様からインストラクターを派遣してもらい、「食」についての講演を実施。実際に日々の食事を準備することの多い保護者の方々にも「食」について一緒に考えるきっかけが作れたらと考え、普段から活用することの多い、コンビニで買える食材を使って、成長期の子供達の身体を支えられる食事の組み合わせを考えるような内容の講演をしてもらえて良かったです。また、プロのアナウンサー/DJの方をお呼びして、会場では選手やコーチ、保護者の方々に対するインタビューを随時実施しました。マイクを通して話をする機会というのは普段はありません。たくさんの人、オーディエンスがいる中で、マイクを通して話す体験をしてほしかった。全員にインタビューはできませんが、出来る限り多くの選手やコーチの皆さんに体験してもらいたかったんです。非日常体験を通して、通常の練習試合では得られない経験ができるサマーキャンプになりました。

また、各チームどの試合も、全力でプレーする選手の姿は迫力がありました。「食」にまつわる講演後に、試合を終えた選手の一人が、食アスリート協会のインストラクターに対して質問に来てくれる場面がありました。すべての選手が講演内容を100%理解していたわけではないと思いますが、その選手の方は自分の日々行っている食事についての話をしてくれていたのが印象的でした。インタビューについても、一度インタビューをした女子選手がまた喋りたいと言ってくれました。そのように感じてくれた選手が一人でもいたというのが、とても嬉しかったです。

今回は1日での開催でしたが、やはり多くのチームが集まるイベントは2日間に渡って開催したいと思いました。試合日程に追われてしまい、本来であれば、もっと「身体の成長」についての講演であったり、プロ選手によるクリニックの実施、チーム力をUPさせるようなチームビルディングプログラムを開催したいですね。例えば、親子で参加できる料理教室のようなアクティビティも面白いかもしれません。夏休みの合宿として、PLAYTIME  SUMMER CAMPが参加チームにとって、そして選手にとって、もっと思い出に残るようなイベントにしていきたいと思います。」

佐藤さんのコメントにも、そして会場にも、SPORTISTも大事にしている「応援」がさまざまなかたちで溢れていた。次回以降のPLAYTIME CUPや、PLAYTIME CAMPにも注目していきたい。